プラチナ素材の秘密
プラチナは希少な金属
ゴールド(金)に比べて年間供給量が20分の1と大変希少な金属のプラチナですが、耐久性にすぐれていることもあり、日本では宝飾品としても大変好まれています。
ゴールド(金)の表記方法がK24やK18に対し、プラチナはPt900のように1000分率で表記されます。これは1000分の900(90%)がプラチナで、残りの1000分の100(10%)が他の金属(一般的にはパラジウムなど)を使用しているという意味です。
ホワイトゴールドとプラチナはどう違う?
ISO(国際標準化機構)および一般社団法人日本ジュエリー協会は、Pt850以上(プラチナ含有率85%以上)のもののみを「プラチナ」と認定しています。プラチナ(白金)はホワイトゴールド(白色金)とよく混同されますが、これらは全く別の金属です。
プラチナはもともとがシルバー色の金属ですが、ホワイトゴールドはもともと金色であるゴールドに他の金属を混ぜ、白っぽい金色にした後、ロジウムという金属で表面をコーティングし、シルバー色にします。
ですから、一生ものの結婚指輪や婚約指輪にシルバー色を好まれる方は、表面コーティングのホワイトゴールドよりも、普遍的な輝きのプラチナを選ばれることが多いのです。